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2011.06.05
仕事について思う事。

コンサルタントの依頼のされ方は色々です。管理組合から直接電話・メールがあったり、先輩・友人・仕事先から紹介されたり・・・。
ただし、そこからすぐコンサルタントを依頼される事はほとんどなく、たいてい何社かの見積りや会社概要の提出後、ヒアリングによる面談によって決定されます。
最初の頃はヒアリングで自分の考えを相手にうまく伝えることが出来ず、業務の内容を説明するだけで精一杯、当然仕事の依頼もありません。
そんな時に思い出したのは、私の師匠の中岡所長がいつも言っていた、
「設計という仕事は相手の気持ちになって考えないと決して満足してもらえる建物はできない。」
という言葉。
とてもシンプルですが、全ての仕事に通じる奥深さに気が付きました。 そしてつい先日、私が好きでいつも見ている「カンブリア宮殿」という番組の中で、司会者の村上龍がある経営者へのインタビュー後の感想で言った言葉。
「会社も個人も、必要とされるためには誰かのために何かを為すことが出来る存在にならなければいけない。必要とされる存在になるのは非常にむずかしい。自立しさらに実力と魅力を備えていなければならない。」
少しでも近づける様、日々精進です。