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2017.11.03
いくつかの出来事5

理事会からのヒアリング会の実施準備の依頼に対して、契約していたコンサルタントはあまり積極的ではなかったようです。

その後2社に対するヒアリング会は実施されたようですが、ヒアリング会終了直後の理事会でのコンサルタントからの発言は、
管理組合がB社を選定した場合は、工事監理業務は引き受ける事はできないというものだったそうです。(理由は前回前述したとおり)

結局、理事会はB社を工事会社として選定して臨時総会でも賛成多数で了承されました。

その結果コンサルタントはB社では責任を持って業務が遂行できないという理由で辞任されたようですが、これは少し無責任なのではと思います。

コンサルタント側にもいろいろな思いはあると思いますが、基本的にコンサルタントは管理組合の利益を守る立場であるという前提からすると、
この段階で最終手段である辞任という方法以外にもとるべき対応策はあったのではないのでしょうか。

一つの例として、業務を継続して工事監理中において工事会社が契約内容を順守していない工事を実施している事が判明した場合、
コンサルタントからの是正指示に従わないという事であれば、その事を管理組合に報告をして対応を検討する事ができるはずです。

その結果、責任のある工事監理ができないという事態になったのであれば、辞任という選択も理解できますが・・・。

続く